電車通勤ライフってものは

首都圏でも郊外に住んでいる人にとって、電車が長時間止まったとき
どうやって家に帰るかは常に考えておかねばならない問題だ。
私の自宅は京王線、JR南武線西武多摩川線
3線利用できるのでかなり選択肢は多い。
以前は中央線を使っていたのだが、度々止まったり、いつも混雑するので
3年で嫌気が差して引っ越した。
今は主に京王線を使っているので、人身事故以外で止まることは
ほとんどないといっていいぐらいに止まらない。
それほど混雑するということもない。
サラリーマンは長い時間を電車内で過ごすので、
通勤ストレスはちょっとでも少ないほうがいい。
電車が止まったときは、どういうルートで帰るのがベストか
瞬時に判断しなければならない。
それにはある程度の経験が必要で、私ぐらいになると(エラそう)
駅構内のアナウンスの声のトーンでだいたい「すぐに動く」か、
「しばらく動かないか」を判断できるようになる。
しばらく動かないと判断したときは、まず基点となる駅に
どうやっていくかを考える。
私の場合は新宿駅だ。新宿駅まで行ければ、あとはどうにでもなる。
私の場合、渋谷を経由して、溝の口や登戸といった駅を経由する
こともできれば、埼玉方面の浦和あたりを経由して帰ることもできる。
以前、中央線を使っていて止まったときは埼玉の秋津・新秋津あたりを
経由して都心に向かったことがあった。
たしか2時間ぐらいかかったはずだが、思わぬ電車の小旅行となり
ちょっとたのしかったのを覚えている。
最近は電車が長時間にわたって止まることはなくなってしまったので、
小旅行もできなくなり、ちょっとさびしかったりする。
一度、線路を歩くという経験をやってみたかったりする。
便利になったらなったで不満をいうのが人間というものなのです。