明けてなかったのね

こないだのブログ記事で、「ウソでもいいから梅雨明けしてほしい」
というようなことを書いた。
で、3週間ほどたって、「ほんとにあれはウソだったんじゃないか」と
思う人も多いんではないかと思うほどの曇天が続いている。
今年は明らかに冷夏である。
西日本のある地域ではいまごろ梅雨明けしたといっている。
東京はすでにとうの前から梅雨明けしたはずである。
これもいままでの感覚からいっておかしい。
西になるほど緯度が低くなっている日本列島は、
桜前線は南西から北東に上がってくるものだし、
梅雨明け宣言も西から順に東になされるものだと思っていた。
でも、こういうこともある。
やはりウソはよくないということである。
いつ夏が来ようがそんなことは関係なく、
何かしら用件が満たされたときに梅雨明けするのだ。
九州なんか梅雨明けと同時に、台風を気にしなくてはいけなくなっている。
農作物に被害も出ている。
天気は株の値動きと一緒で予想はできるが、予知はできない。
予想、予知しようとするよりも起こった変化にどう対応するか
それが人の英知の見せどころであるように思う。