「おいちゃん」にして

先日、「若いころは・・・だったんですね」と言われた話を書いた。
今度は「オジサン」と面と向かってはっきり言われた。


事件の現場は、自宅から200メートル離れた公園である。
子どもとボールで遊んでいると、うちの子より半年ぐらい小さい
男の子が、そのおじいさんらしき人と一緒に公園にやってきた。
子どものほうは私がもっているボールをよこせという。
ボールを投げて遊んでやっていると、なんだかなついてきた。
そのときだ! おじいさんが暴言を吐いたのは!


「あら、おじさんのこと気に入ったのかな」


えっ、オジサンって誰?
ちょ、まっ、おじさんってオレかいっ!


って思ったス。
世間の評価はこうである。
メガネをかけるようになって、はっきり老けたと自分でも思う。
でもちょっと悲しかったス。
しかし、あの状況であのおじいさんは、私のことをなんと呼んだら、
私は傷つかなかったのだろうか。
「おにいさん」ではないしな。
「おとうさん」でもないしな。
やっぱ「おいちゃん」しかないだろうな。
ちなみに、大阪では「おっちゃん」は親しみのある呼び方だから
許されるが、「おっさん」だと激怒するってー。