ファジアーノ岡山、対ヴェルディ戦を観る

仕事を早く切り上げてサッカーJ2の公式戦、
ファジアーノ岡山東京ヴェルディを見に行ってきました。
岡山初のプロスポーツチームということで、
「岡山にもおらが町のチームができたんだなあ」と感慨にふけりました。
もともと岡山には川島製鉄水島という強豪チームがあったのですが、
試合会場となるスタジアムの整備などが遅れ、チームは神戸に移転し、
現在のヴィッセル神戸となっていました。
その川鉄(現JFEスチール)水島OBのチームを母体として
組織されたのがファジアーノ岡山です。
・・・というのを今回、試合観戦にあたってHPで知りました。
今年がJリーグ(J2)昇格1年目ということで、まあ最初からうまく
いくはずはないと思いながら、毎週試合結果を気にしていましたが、
予想以上の苦戦ぶり。
はじめの7,8戦までは1失点、2失点で凌いでいたのに、
点が取れずに敗戦と引き分けを繰り返していました。
ここ数試合は健闘していた守備陣が崩壊したのか、
攻撃にウェートを移したのか、失点を重ねるようになっていました。
で、この日も3失点で、0−3の敗戦。
とはいえ、チャンスはいくつもあり、2,3点入れていても
おかしくないゲームではありました。
勝ったからどうこう、負けたからどうこういう段階ではまだないと
思うので、着実にステップアップしながらがんばってほしい。
応援団も結構がんばっていて、こういう試合をしていけばもっと
観客は増えるだろうと思った。
比べてヴェルディの凋落ぶりには驚いた。
もっと客が入るかと思っていたけど、全体で2800人だから、
ヴェルディ側は2000人ぐらいだろう。
稲城のチームがお隣の調布で試合するというのにだ。
負けるとお客さんは離れていくのね、厳しい現実です。
それを思うと、やっぱり浦和レッズのサポーターの熱意はすごい。
たまに暴発したり、勝ってもブーイングするけど、
強いチームになるにはあれぐらいの圧力は必要でしょう。
ファジアーノにはこれからもあたたかくも厳しい目で
応援していきたいと思います。