遊園地らしい遊園地ですね

開園は昭和39年。昭和39年といえば、東京オリンピック
世はまさに高度経済成長期である。
そんなときに開園したのが、よみうりランドだ。
東京の多摩地区に住み始めて15年。今回初めて行きました。
犬をモチーフにした園のキャラクターが
ゆるキャラ」の匂いをプンプンさせて待ち構えている。
観覧車、ジェットコースター、メリーゴーラウンド・・・
昔ながらの遊園地。これぞ遊園地。ザ・遊園地って感じ。
高校生、大学生ぐらいのカップルも数組見かけたが、
基本的には中学生ぐらいまでの子どもたちがたのしむところ
という感じの遊園地だ。
とうに絶頂期は過ぎ去り、客は少なく、閑散としている。
ディズニーランドというエンターテイメントの王様がある
関東圏の人たちでも、こういう遊園地はたのしめるのだろうか
と思ったけど、来ている子たちは結構たのしそう。
アンパンマンショーをやっていたり、アシカのショーがあり、
保育園や幼稚園に通う幼児たちも多く見られた。
自分も子どものころに学校の遠足などでこういうところに
来たなあと思った。
無料の入園券があったから来たけど、何千円もするなら来ないなあ。
観覧車に乗ったが、やはり観覧車は怖かった。
大事なところがすくみ上がる経験をしたのは久しぶりでしたね。


全国各地にあったこういう遊園地はいまどうなっているんだろう。
多摩地区には他にも多摩テック、相模湖ピクニックランド、
東京サマーランドサンリオピューロランドなどがあったが、
多摩テックは閉園が決定、相模湖ピクニックランドは
プレジャーフォレストとしてリニューアルして1年が経った。
時代の流れに沿って中身も替えていかなくてはいけないんだろうけど、
よみうりランドはあまり変わっているように見えない。
ターゲットを小学校低学年ぐらいまでに絞り、
ショーなどソフトを追加したらいいのではないか・・・
などと、経営者きどりになって想像してみたりした。
園の奥に行くと、ジャイアンツ球場があって二軍戦が見られた。
あと、なぜかお寺さんがある。入園料を払うお寺さんである。
いろいろと不思議な遊園地だった。