レッド・クリフ Part2

三国志での最大の山場ともいわれる赤壁の戦いを描いた映画の
第2弾を映画館で観てきました!
パート1がそこそこよかったので、映画館で観る気になりました。
パート2はですね、パート1が予告編かと思われるぐらいの
数段のスケールアップで送るスペクタクル巨編となっておりました。
さすが制作費100億円!
前のレビューでも述べたとおり、複雑な人間関係や力関係を排除して
単純な話に思い切って編集してしまい、映画的醍醐味を
追加した映画になっています。
曹操孫権劉備といった大将、周瑜孔明といった武将たちが
それぞれ魅力的に描かれていて、エピソードもちょうどよく
ちりばめられており、バランスがよかった。
忠誠心とか、大義とか、男の友情とか、恋愛とか、女の生き方とか、
そういうものを織り込んでいるのに、ストーリーが破綻していない。
それに加えて、映像も陳腐さがほとんどなく、圧倒させられました。
あと気になったのは、中村獅童さんの扱いについて。
この人、必ず戦争映画に出てくるんだけど、
映画が3分の2進んだところで必ず非業の死を遂げるんだよね。
なんだかそういうキャラになっちゃった感じがしてかわいそう。
それはともかく、久しぶりに「巨編」の迫力を感じた映画でした。
三国志についても興味が出てきたので、マンガでも読んでみようかな。