「ポイント戦争」勃発

あなたの財布の中にもありませんか?
どこでもらったかわからないポイントカード。
いまはどこの店でもポイントカードをつくっている。
私が行っている980円の美容室なんか、2年間で18個の
スタンプを集めれば1000円分の金券になるという。
1年で9回。4か月で3回行かなければならぬ。
私、だいたい1か月半に一回行くので、ムリです!


あ、スタンプカードじゃなくて、ポイントカードの話でしたね。
近くにA店とB店があるのだが、
A店はよく「ポイント5倍セール」をやっていて、
そのときは確かに大混雑していた。
土曜日の14時まで限定で、2600円以上買った人に限る
(2600円という価格設定がニクい)
など、いろいろと制約があるが概ね盛況だ。
そうこうしていると、B店が
「ポイント10倍セール」というのを始めた。
また、別のC点ではポイント2倍セールが行われ、
100円1ポイントで、500ポイントたまると
1ポイント1円として使えるという。
さらに、火曜日に使うと500ポイントで750円まで買える
というわけのわからない制度になっていたりする。
客の取り合いが大変です。
もはや人口が増えるわけではないので、
いまある需要を取り込むしかないわけです。


今後の展開としては、近隣の店と提携することが考えられましょう。
たとえば、スーパーのD店とドラッグストアE店でポイントが
共有できるようになるとかね。
消費者としては一見いいことのように思えるが、
「今日はポイントがたくさんつくから、これも買っちゃおうか」
ということになったら、本末転倒だ。
ポイント騒動に惑わされず、冷静に必要なものだけを
買うという判断力は失わないようにしたいものです。