大学野球部のOB会で

大学時代の野球部の先輩たちから声をかけてもらい、
ミニOB会に参加してきた。
数年前から声をかけてもらってちょくちょく出席させて
もらっているので、卒業以来会っていない先輩はいなかった。
私から見ると、3つ上と2つ上の先輩たちだ。
「ブログ(このブログ)の内容がかたい!」
という叱咤激励(?)をいただきながら(笑)、
昔の思い出話に花が咲いた。


本来は私の同期の連中も呼ぶべきだったが、
数年前からお互いに結婚したり、家族ができたりで
疎遠になってしまっている。
メールを出しても返事がなかったりする。
返事があった連中も「奥さんが許してくれない」というのである。
私はびっくりした。
「どんだけ日頃飲み歩いてんだよっ!」と思うが、
そういうわけでもないらしい。
近頃の世の中の奥さんはそんな厳しいのか。


子供を放っておいて飲みにいくなんてけしからん、
仕事でもないのにッ!


ということなのだろう。
うちの細君もその点についてはシビアなほうだと思ったが、
そうでもなかったらしい。
もちろん、いい気はしないのだろうが、
ひとこと言いたいところをぐっとこらえて送り出してくれた。
それとも、私の日頃の行いがよかったのだろうか。
(いや、前者ということにしておこう)


ともあれ、「いいから来いよ!」で済んでいた学生時代とは
明らかにぼくらは違ってしまったのだ。
もうみんな昔のスポーツマンの体ではなくなったのと同じように、
自分だけの体ではなくなり、いろんな意味で自由がきかなくなってきて、
それを受け入れている。


ある独身の先輩がいみじくも言っていた。
「おれはみんなみたいに女房子供のためなんてとてもできない」
たぶん、今回集まった既婚者たちもみんなそう思っていたと思う。
会社の先輩を見ながら、「大変だな・・・」と思っていたと思う。
でも、そういうのをみんなやってきている。
やってみたら、案外なんとかなっている。
他の先輩ができて、その先輩ができないということはないと思う。
私でもなんとかなっているのだから、
世の中の男性のほとんどがなんとかなるはずだ。


同期のみんなとは気安く集まることはできないかもしれないが、
もっと集まることがあってもいいはずだ。
そのときどういう理由付けをするかが問題だ。
ともあれ、来年は新年会をやるために
同期の連中に声をかけてみようかなと思っている。