新幹線では柵の外に出てください

普段やさしい口調の人が怒ると、怖いものである。
こないだ新横浜駅から新幹線に乗ったとき、こんな光景に出くわした。


私は東海道線の下り新幹線ののぞみ号を待っていたところ、
隣でひかり号の乗車に関するアナウンスがなされていた。
「危険ですから、お見送りの方は柵の外側でお待ち下さい」といっている。
しかし、どうしても柵の外に出ない人がいるのか、
だんだん声に力強さが増してくる。
「柵の外に出てください」
「柵の外に出てくださいッ!」となり、
最終的に、


「柵の外に出なさいッ!」


と恫喝したのである。
いやー、あんな駅員のアナウンスは初めて聞きました。
さっきまであんな人じゃなかったのになーと思った。
急に声を荒げたので、びっくりしましたよ。
言ってもなかなか聞かない人はいるので、
それぐらいきつく言ってもいいですよ。
ナイス、駅員。ナイス、JR。
いつもは機械的なアナウンスだけど、
感情が見えたので、ちょっとおもしろかったです。
おわり。