東京にこんな緑があったのか

4月13日は、国分寺市にある日立中央研究所の庭園の公開日でした。
ネットを閲覧してて、たまたま知ったのですが、
森林インストラクター試験のフィールドワークの意味もかねて
1時間ほど中を散策してきました。
東京ドーム5個分の敷地によく整理された庭園が広がっていて、
大きな池がある。
ここは世田谷まで流れる野川の源流になっている湧水地でもあるらしく、
いろんな植物を見ることもできます。
ほとんどの桜は散ってしまっていたが、八重桜は満開でした。
中でも珍しいのが御衣黄(ぎょいこう)という八重桜です。
御衣黄は花が薄緑色なのですね。これも桜なのです。初めて見ました。
昔、天皇や貴人の衣服を御衣といい、その色が黄緑色であったことから
その色に似ている桜にこの名前がついたという。
緑色をしているのは、花弁に葉緑素クロロフィル)があるから。
ということは、花そのものでも光合成するんでしょうか。
雨が上がったばかりで肌寒いというのに、結構な人の数でした。
地元の人がほとんどでしょうが、みんなよく知っているんですね。
これだけ緑は貴重なので、これからもずっと残してもらいたい。
他の樹木の写真も撮ってきたので、あとでじっくり観察して勉強です。