何の気なしに卒業した小学校のホームページを見てみた。
一世代、いや、二世代前のサイト作成ソフトを使っているらしく、
そのぶん重くなく、さくさく進む。
見てて、びっくりしたのは、子どもたちが私服を着てるってこと。
なに言ってんだ、と思うかもしれないけれど、
岡山県出身の人はわかってくれると思う。
かつて岡山県の小学生の９割は制服を着ていた。
というのも、制服メーカーが岡山に多かったかららしいのだが、
私の小学生のころもしっかり、学ラン(？)詰襟(？)であった。
「小学生のころは制服だった」というと、
関東の人間は、「へぇ〜、私立のおぼっちゃんだったんだね」
といわれる。そんなわけはない。
公立校でもほとんどそうだったのだ。
それがいまはどうだ。小学校から私服ですか。
私服で学校なんかに行くのは、大学行くまで早い。
文字通り、「１０年早い！」といいたい。
学校が私服だとそのまま遊びに行けてしまう。
私らのころは、絶対に一度家に帰ってから遊びにいった。
それが学校と遊び、オンとオフの切替えになった。
学校も私服だとオンとオフの切替えができない。
だから、先生とも友達感覚になるんじゃないのかな。
懐かしさとともに、さびしさも感じたのでした。
