16ブロック

ある不真面目な刑事がある朝、囚人の移送の任を与えられる。
その距離はわずか16ブロック分だ。
実はこの囚人は、警官の不祥事の証言をするめに裁判所に
向かうことになっていたのだ。
そこで、ブルース・ウィリス演じるこの不真面目な刑事ジャックが
仲間の警官たちと対決するというのがストーリー。
悪徳警官が改心して、正義感を全うするというのがいいところ。
度重なる昔の相棒の誘惑にもジャックは負けない。
常人であれば、自分の保身のために簡単に折れてしまいそうなのに
ジャックは頑なに拒否する。昔は自分も悪いことをしていたのに、
この後に及んで、なぜここまで芯の強さを発揮するのか。
そのことがちょっと不明なのだけど、意外な展開で
かなりたのしませてもらった。
最後は結構いい終わり方だったと思う。
テーマは友情ってとこかな。
あと、「人は変われる」っていうメッセージもあった。
なかなかの佳作でした。