「ご一緒にそぼろ入りコロッケは・・・」

いまから書く話は想像力のある人は注意して読んでください。
食べ物の話ですから、気分が悪くなるかもしれません。
あ、ちょっと言いすぎた。
そんなにたいしたことではないので、安心してください。
いえね、先日ちょっと疲れがたまっていたので、普段はあまり買わない
栄養ドリンクをコンビニで買ったのですよ。
そしたらね、30代の男性の店員さんがね、
「ご一緒にそぼろ入りコロッケはいかがでしょうか」
というのですね。
「誰が栄養ドリンクと一緒にコロッケ食うんじゃ!」
の世界ですよ、これは。
味を想像してみてください。
いや、そうじゃなくて、もっとこう、なんつーか、その・・・
そうです! それです、その味です。
その味が口腔という食欲のワンダーランドの中で繰り広げられるわけです。
しかしですね、栄養ドリンクとコロッケが合うか!?
パンにはコーヒー、ごはんにはお茶、栄養ドリンクには
「みたらし団子」に決まっているでしょうが!!(ウソです)
そんなシュールなジョークをいってしまいたくなるほどの
衝撃を受けました。愕然としました。人生観が変わりました。
このコンビニのマニュアルはどうなっているのでしょうか?
おそらくマニュアルには「飲み物のみ購入した人には
そぼろ入りコロッケを勧める」と書いてあるのでしょう。
彼(30代男性店員)はそれを忠実に実行したわけだ。
「だって、栄養ドリンクのときは声をかけないって書いてないんだもん」
というに違いない。
そうなると、他の飲み物のときも声かけをするのだろう。
栄養ドリンクがそうであるならば、ウィダーインゼリーはどうなるのか。
中には80ccぐらいの飲み物もあるが、それだとコロッケを
食べるのには不足な気がする。余計にのどが渇きそうな気がする。
他の飲み物、たとえばカレーはどうか。
カレーは本当に飲み物かどうかということを、ウガンダ氏に今一度、
確認しなければならなくなってくる。
それはさておき、私は今回、「いりません」とキッパリ断った。
そぼろ入りコロッケはまた別の機会に購入することとしよう。