散らばった高校野球の指導者たち

今の高校野球は自分たちのころと比べて
数段レベルアップしているなと感じる。
まず投手なんか20年前と比べたら平均で10キロぐらい
アップしたんじゃないか。
いま甲子園に出る投手は平気で140キロ出している。
ちょっと昔だったらありえないですよ。
先日も地元の高校時代のチームメイトと話していたら、
甲子園を経験した県下では有名な公立や私立の高校の監督さん
たちがほかの私立高校に移って指導しているそうだ。
名監督の下で帝王学を学んだコーチ経験者が監督に昇進し、
もとの監督は別の私立高校を指導する。
そうやって県下の高校野球のレベルが上がっている。
とてもよい傾向だと思います。
いま甲子園大会の参加チーム(校数)は減っているけれど、
選手数は増えているそうです。日本人メジャーリーガーの活躍が
影響しているからだそうです。
サッカーのように一貫した指導体制のない野球だから、
増えた野球人口の受け皿が心配ですが、優れた指導者がたくさん
散らばって、考え方や基本を叩き込んでくれることを期待します。
うちの母校にもいい指導者が来て、
甲子園出場なんてことにならないかなあ。