住民税増えました

今年(2007年)の1月から税源移譲が行われて、
住民税が増えて、所得税が減っている。
びっくりしたですよ。
住民税が年間10万円ですもの。
いままで4回で各1万8000円だったかな。
7万2000円から10万円になったわけだ。
で、今度は所得税が減額される。
なんでこういうことになったかというと、政府が進める
三位一体の改革のためです。
小泉改革で「官から民へ」「国から地方へ」が進められて
それにしたがって、地方自治体も独自財源を増やして、
独立、自立してやってってくださいねということになった。
これまでは地方交付税補助金で国がいったん集めたお金を
地方に分配する比率が高かったが、これを最初っから
地方ごとに集めましょうねということになったわけです。
税金の総額は同じですから、増額にも減額にもなってません。
ただ、以前やっていた減税がなくなったので、
増税感はあるかもしれません。
こういうことを知っておかないと、むやみに増税、減税と
勘違いしてしまい、よけいな不安をもったり、
ぬか喜びしたりしかねません。
地方は独自政策を今後やりやすくなるはずです。
いっそう地方自治体の手腕が問われそうです。