「たくましい」ということ

たくさんの「その世界では一流」という人々を取材して思う。
失敗したとき、逆境のとき、苦しいとき、しんどいとき
にあきらめないで、ふんばってきた人たちばかりだ。
誰でも調子のいいときは、自分の力以上の結果を残せる。
けれど、調子の悪いときにどれだけがんばれるか。
悪いときこそ彼らは次への布石を打っている。
頭がいいとか、創造的な仕事ができることより、
そもそも生きるたくましさが必要だと痛感する。
なぜならどんなに成功を収めた人でも、一度や二度の失敗や挫折を
経験しているからだ。


困難なことに立ち向かう


失敗してもくじけない


諦めないで何度でも挑戦する


そういうことさえできたら、あとはどうにでもなるような気がする。
昔のスポ魂の世界だけど、本当にそう思う。
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」というキャッチが
昔あったけれど、本当にまったくその通り。
一回や二回失敗してくじけるか弱い人はいらない。
いまはそんなたくましい人が企業に求められている気はするし、
自分の子どもにもそのように育ってほしいと願う。