スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

自分に向いてないと思いつつ、また見てしまった。
なんつーか、アメリカ人って戦いが好きなんだなって思う。
(「スターウォーズ」なんだから当たり前か)
ラストなんか、ロード・オブ・ザ・リングを思い出す。
ラストサムライもそうだった。
昔の合戦よろしく敵と味方がワーって戦うシーンが
繰り広げられる。もうCG万歳って感じ。
遙か昔の銀河系が舞台なんだけど、メカなどの新しさと
衣装などの古さが奇妙にマッチしているところが、
目新しく感じる。これはこのシリーズ全編に言えることです。
象徴的なのが、フォースっていう、主人公たちがあやつる
なんか超能力じみたやつです。
離れているものを引き寄せたり、はじき飛ばしたりできる。
そういうのができるかと思えば、
「フォースでは決着がつかん」とかいって、ライトセーバー
いう例のブオーンブオーンて音がする光の剣で決着を
つけようとする。
剣と銃では絶対銃が有利だと思うのだが、ライトセーバー
持っていると、光線銃の弾なんか全部はじいちゃう。
どんなに文明が発達しても、最後は人間本来の生身の鍛錬と
研ぎ澄まされた感覚で決着がつく
とでもいったようなことが言いたい映画なのかもしれない。
地球での近未来の話ではなく、宇宙を舞台にしたおとぎ話
というのがスターウォーズの正しい解釈であろう。