スターウォーズ エピソード2 ファントム・メナス

こういうの苦手。(ならなんで観たのか)
背景を理解するのに時間がかかるんですよね。
あまり理解力に優れていないので、意味がよくわからんかった。
昔、父親に連れられていった映画館でかつてのシリーズを
観たのはなぜか鮮明に覚えている。
最後の30分だけ途中入場して、また頭から残りを観た。
そういうことが許されていたのどかな時代でした。
四本足のメカ、宙に浮くバイクのような乗り物で林を抜けていくシーン。
これが幼少期の私の脳に強烈に刻み込まれたようです。
たぶん、5〜7歳ぐらいのときのことでしょう。
それから25年ぐらいたってまたこのシリーズに出会ったわけです。
当時も意味がわかんなかったのですが、いまもやっぱりわかんかなった。
力関係がうまく飲み込めない。
誰と誰が敵対してて、誰と誰が手を組んでいるのかがわからない。
だから必然的にたのしみは、アクションとキャラクターになる。
特にキャラクターは、あのR2-D2やC3-P0などが出てきて懐かしい。
ちょっと笑わせるセリフもあったり、バッタバッタと敵を切って
いくところなどは時代劇に似ている。
いまどき珍しいぐらい敵が弱い。
数が多いのに弱い。
ボスキャラ以外は悲しいぐらいに弱い。
まさしく時代劇です。
スターウォーズは時代劇です。
ルーカス監督が黒澤映画の大ファンなのは周知の事実だが、
それを確認した2時間でした。