地球温暖化は本当か?

今年は記録的な暖冬だと毎日のようにニュースがいっている。
確かにニューヨークもフロリダも暖かかったし、
日本のどこに行っても強烈な寒さというものは感じない。
夜も遅くなると頬を刺すような、あるいは耳が自分の耳でないような
寒さを実感するのに、それが今年はまるでない。
地球温暖化の最も有力な原因として、温室効果ガスとしての
二酸化炭素が近年増加しているからという説が最も有力だ。
ただ、前にも書いたように、この説に異論があることも確かだ。
原子力発電推進者の陰謀説というのもある。
原子力発電は、火力発電より二酸化炭素の排出量が少ないから
というのがその根拠らしいが、定かではない。
地球の周期でたまたま気温が上がっているにすぎない、
また、太陽の活動が活発になる時期であるという説もある。
どれが本当のことなのか、よくわからない。
もしかしたら、人間活動のおかげで地球が壊れている
などと考えること自体が、人間の傲慢なのかもしれない。
45億年という地球の歴史を考えれば、人間が登場したのは、
ほんのごく最近のこと。
地球温暖化の原因が二酸化炭素であるとする説には
私は懐疑的なのですが、結果として気温が上昇したせいで環境が
変化したことは事実だし、重く受け止めるべきだと思います。
学校の地理で習ったように、日本は温暖湿潤気候なのですが、
今後、日本は亜熱帯に分類されるようになるかもしれません。
動植物も様変わりし、景観が変わることも考えられます。
こういう変化をどのように受け止めるか、
生活が脅かされるようなことがないといいのですが。