たまには「お勧め本」

ここ最近、読んだ本のなかでとくに秀逸だったものを
紹介しましょう。
「The Goal」(エリヤフ・ゴールドラット著)です。
不振に陥った工場の建て直しに悩む主人公は、
企業のゴールとは何か?という大命題をつきつめた末に
「お金を稼ぐこと」というとりあえずの結論を出し、工場改革に乗り出す。
企業経営者はもちろん、仕事をするすべての人にとっても共通な
「仕事と家庭の両立」についても書かれていて、なかなかおもしろい。
内容は会計の話になったり、けっこう専門的だったりする。
けれどストーリー仕立てになっているので、呼んでいてそれほどつらくない。
ここ最近、小説仕立ての会計の本などが出るようになってきたが、
その中でもこの本はとくによく書かれている。
こういうのが書いてみたいなあと思わせる本です。
経営者の方、それを目指す方は読んでみるといいと思います。