結婚への障害

わたしたちには結婚への障害というのが
まったくといっていいほどなかったし、いまもない。
結婚式のやり方もまったく自由にやらせてもらっている。
自分たちのしたいように、やりたいことをやれるのです。
放蕩の限りを尽くして独身生活を過ごしてきたわけでもなかったから、
ぼくが彼女のご両親に反対されるということはなかった。
うちの両親も反対する道理もなく、実に平和的に式への段取りが
固められていっています。
まったく恵まれているとしか言いようがありません。
メディアから漏れ聞こえてくる話では、子連れだったり、離婚経験が
あったり、年の差などで結婚を認められない二人がいるという。
両家の宗教の問題、遠距離恋愛のための問題、後継ぎの問題など
さまざまな理由で、別れを選ぶカップルもいるようだ。
こういうのを全部ひっくるめて、人は「縁」という。
縁なきは所詮まとまらず。
ぼくが最も信じているものが「縁」です。
いままで2人の間に起こったことを振り返れば、
縁あればこそと思えるのです。
ともあれ、もうちょっとドタバタしてもおもしろかったかもしれません。
一度は彼女のご両親から、反対されてね。
「もう二度と、うちの敷居をまたぐな」とか言われたりしてね。
「お許しをもらうまで、ここを動きません」とか言ったりしてね。
まあ、これからの生活を考えたら、そんな苦労は先にとっておいた
ほうがいいのかもしれません。
ひとつ言えるのは、愛情以外の何かのためというなら、
そんな結婚はしないほうがいい、ということ。
あとちょうど1か月になってきました。
もうひと踏ん張りであります。