『ダイ・ハード2』はコメディか?

ぼくは、映画を普通は字幕で観る。
映画の雰囲気を味わうには原語のほうが、伝わってくると思うから。
ところが、テレビで放送されるものは吹き替え中心なので、
おのずと吹き替えで観ることになる。
ダイ・ハード2』を今回観たのだが、なぜか、どうしても、
コメディに思えてしかたがない。
主人公本人はシリアスにがんばっているつもりなのだろうが、
ピンチになればなるほど笑ってしまう。
「フッ」という笑いではない。爆笑してしまうんです。
今回のブルース・ウィリスを担当した声優さんには、ちょっと
やりすぎの感じはあったけれど、理由がそれだけとは思えない。
ぼくの場合、ほかの作品でもそうなんです。
ラブストーリーを吹き替えで見ると、ぜんぶラブコメになってしまう。
こういう体質はなんとかしたいものです。
それにしても、主人公のマクレーンったら、活躍しすぎっ!
死ななすぎるにもほどがある。
気持ちいいぐらいの死ななさっぷり!
こっちのタイトルを『アンブレイカブル』にしたらどうかと思う。
ともあれ、映画自体はとても楽しめた。
こういう映画は好きです。ビバ、ハリウッド。
ただ、今度は字幕で観てみるべきかもしれない。