体力強化で高尾山

体力の低下を感じる日々をどうにかしようと、この日は東京では
「日帰り登山スポット」として有名な高尾山に登ってきました。
登山といっても整備された道なので、ハイキング気分で行けます。
ロープウェーやリフトでも山頂付近まで行けるが、
私たちは目的が違う。
体力強化。
これです。
標高592メートルだからお手軽
と思ってはいけない。
結構、急な坂道を登らなければならないのでかなりきつい。
10分で息があがる。
帰りたくなってくる。
ここに来た自分を呪う。
しかし、お茶屋さんのある中腹までたどりつくと
あとは結構楽ちんなのです。
昼下がりに山頂に到着すると、
「ここは日本シリーズの開門を待つ列か」
と思うほど、びっしりと敷物が敷き詰められ、人々が飲食と
おしゃべりに興じているのである。
登ってるときにはこんなに人いなかったぞ、と思う。
そのくせ、「やっぱ山頂はいいなあ」と言っている。
どうみてもロープウェーやリフトで登ってきた人たちが
そんなセリフを吐いているのである。
「この口が言ったんかあ!」と問い詰めたい気持ちを抑えて、
隅っこに陣取る。
われわれが、青息吐息、汗だくだく、筋肉痛一歩手前で
決死のアタックをして登頂したというのに、
彼らは汗ひとつかいていないのである!
そのわりに、山頂の中央を陣取っているのである!
そんなこんなで、われわれ山岳登山隊一行(私と相方の2名)は、
山頂でおにぎりをほおばり、水筒のお茶を飲んで下山した。
月に一度ぐらいは体力強化を兼ねて行きたいところです。