映画『バス男』を観る

バス男 movie

タイトルからしてうさん臭い。
電車男」からの発想だろうけど、もういい加減こういうのは
やめにしたらどうかと思う。
でも、タイトルのつけ方で苦労する気持ちがわかるだけにツライ。
さて、なんでこの映画を観ようと思ったかというと、
先日観た『恋人はゴースト』でジョン・へダーという俳優さんの
圧倒的な存在感に魅せられたからだ。
バス男』では彼が主役を張っているのである。
ジョン・へダーはまったくもってしてぼくのツボでした。
魅力は言葉では表すのが難しいが、なんか気になる存在。
クラスに1人はいるちょっと風変わりなやつという感じ。
バス男』は失笑程度の話だったのだけど、彼の個性は際立っていた。
今で言えばオタクという感じの高校生をジョン・へダーが演じる。
走り方ひとつ、モノを投げるそのしぐさひとつが笑える(失笑)。
女の子なら「キモイ」の一言で済ませられるが、
男となるとそういうわけにはいかない。
教室の片隅でたたずんでいたら、思わず声をかけてしまうかも。
なぜ惹かれるのかまったくわからないのだけど、
ぼくの今イチオシの俳優さんなのです。