映画『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』

前作で長さに懲りたので、邪道ですが二夜に分けて観ました。
そしたら、おもしろいがな〜。なかなかよかったですよ。
ただね、主人公が活躍しなさすぎ!
主人公のフロドは2時間過ぎたところからやっとがんばりはじめる。
でも明らかにサムのほうが、がんばっている。
一番がんばったのは魔法使いのおじいさん(ガンダルフ)かな。
はっきり「主人公ガンダルフ」でよかったんじゃないかな。
はっきり「ガンダルフの冒険」でよかったんじゃないかな。
いやいや、冒険の主目的である指輪を葬り去るのはフロドの
役目なので、彼にがんばってもらわなければなりませんでした。
まあ、主人公の人間的(ホビットだけど)な弱さが
人々の共感を集めたのかもしれません。
あと、CGのすばらしさにも感嘆した。
ここまでCGって進化してるんすね。圧巻です。
途中から、「ファイナルファンタジー」の画面を見せられて
いるような気になってきました(ゲームをやったことはありませんが)。
今後、ゲームとアニメと実写の区別がつかなくなってくると思います。
また、その区別をする必要がなくなってくると思います。
でも、やっぱりリアルの映像は追求してほしいところではあります。