指輪の価値とは?

マリッジリングを買いに行ったお店で学んだいくつかのこと。
ダイヤモンドには透明なダイヤのほかにも天然で色がついている
ものにピンクとブラウンがあるそうです。
あとのブルーやブラックは人工で色がつけてあるそうな。
たとえばピンクのダイヤはどうも炭素分子の配列(?)かなんかが
微妙にずれているので、淡いピンクになるのだそうだ。
オーストラリアのごく一部でしかとれないとても貴重な
ものだということです。
需要と供給、言い換えれば「人気」と「希少性」で値段は決まる。
「天然」に価値を見出す傾向があるから、色の人気もあろうが、
ピンクダイヤはとても高価なものになるに違いない。
一方、リングのほうはプラチナでできている。
リングには、プラチナ900というのとプラチナ1000というのが
あるんですって。
プラチナ1000というは100プラチナです。
プラチナ900というのは10%ほどパラジウムという
素材が入っています。
なんでも強度を上げるためにパラジウムを入れるらしいのです。
で、プラチナは産出量が一定でも精密機械などにも使われるので、
相場がかなり大きく変動するようなのです。
なんと1グラム4000円以上もする。
2グラムで一般的なアルバイトの一日分が飛ぶ。
ダイヤだって炭素の塊です。鉛筆の芯と同じです。
マリッジリングやエンゲージリングはこういう素材の複合体で
できているわけですよ。
もう、「価値」というものがよくわからなくなってくる。
それだけの貨幣を投じても手に入れるべきものなのか。
一回、そこいらのことを真剣に考えたほうがいいかもしれません
大きな声では言えませんが。