映画『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』

超大作三部作の第二編のこの映画、とにかく長い。
3時間ぐらいあるんすよ。
三部作で合計8時間はあるんじゃないかな。
四部作にしてほしかったな。
んで、前作を見てからかなり時間が経っているから、
話を思い出すのにかなり苦労した。
ファンタジーものはあまり得意ではないけど、見るには見る。
なんでファンタジーが得意ではないかと考えてみると、
たぶん、いちいち意味を理解しないと先に進めないからだと思う。
ホビットってなに?とか、オークって動物?
という疑問が解消されないと映像は進んでも、自分の中で先に進めない。
「そういうもんです」って言われてもなんか釈然としない。
ムーミンはカバではない、そういう生きもんです、って言われても
なんかこうすっきりしないのと同じようなものです。
そういう講釈が支離滅裂でもいいんです。理屈がありさえすればいい。
たとえば、「オークとは人間と野獣を掛け合わせて生まれたモンスター
です」っていう講釈があればいい。
たぶん、ぼくが理屈っぽい人間なんでしょうね。
というわけで、あまりおもしろかったとは思えない作品でした。
また、10年後ぐらいに見てみることにします。