ギリギリピッチャー

思っていることが、見ている人にも伝わるんだということが
まざまざとわかる気がしました。
前に広島カープ黒田博樹投手のことをブログで書いたことが
あったんです。ぼくは彼に
「あしたがないと思っているような危機感を感じる」と
書いたことがありました。
ある日の登板のあとのコメントで、
「腕が飛んでいってもいいという気持ちで投げた。
いつも〝今日で最後になってもいい〟というつもりで投げている」
という意味のことを言っていました。
彼が思っていたことがちゃんとぼくにも伝わってたんです。
本気でやってると言葉がなくても通じるんですね。
それにしてもなんでそんな危機感があるのか。
そうはいっても、みんなあしたも自分の会社、自分の席、自分の仕事
自分の家があるような気がしている。
でも、「いつまでも」であるわけがないんですよね、ホントは。
彼はなんでそういう心境になったのかな。
何かきっかけがあったはずなんですが。
なぜあそこまでギリギリのところに自分を追い込めるのか。
テレビのスポーツニューを見ていてふとそんなことを思ったのでした。