深夜割引という僥倖

タクシーは深夜割増なのに、車のETCは深夜割引なんですね。
今回、岡山から東京に戻ってくるのに、深夜の高速道路を走った。
高速道路のETCにはいろいろ割引制度がある。
午前6時から午前9時、あるいは午後5時から午後8時までの間に
料金所を通過した場合、100キロ以内の走行なら料金が半額になる。
深夜割引の場合は、午前0時から午前4時の間に定められた区間
料金所を通過すると3割引になる。
詳しくは各ウェブサイトを見てください。
で、今回訳あって、兵庫県加古川インターチェンジから、
東京の国立府中インターチェンジまでを深夜走行したわけです。
ゴールは料金所のある八王子になるわけですから、
どうしても午前4時に八王子を通過しなければならない。
深夜割引に気づいたのは八王子から60キロ手前だった。
時間は午前3時半。
時速120キロで走れば4時に通過できる。
ということで、ご想像にお任せしますが、がんばった結果、
なんとかいけるのではないかというところまできた。
あと10キロで3時55分。
あと6キロで3時57分。
あと1キロで3時59分。
もう料金所は目の前だ。
500メートル……。
残念。ここでタイムアップ。ケータイの時計は4時を回った。
落胆しながらゲートを通過すると、料金が表示される。
あれ? なんか安くない?
やったー! 3割引になってる!
どうやらケータイの時計のほうが30秒ほど早かったようだ。
というわけで、めでたく3000円近く割引されたのでした。
そんなことでETC利用者を増やそうとサービスがなされて
いるわけだけど、まだまだETCのゲートは増えないし、
搭載車も特に増えている様子はない。
やっぱりもっと車載機自体を安くしないとね。
そんなわけでかなりハラハラドキドキしたのでした。