たばこをやめるには 

ストレスを感じたときに分泌されるカルコールアミンという
ホルモンがあるが、たばこを吸うとこのカルコールアミンが
分泌されることがわかっている。
つまり、たばこを吸うことは自らストレス状態に
身を置くことになる。
ぼく自身、日に数本だけのライトスモーカーだが、
新聞を読んでいてびっくりした。
たばこがこれだけ安いのは先進諸国では日本だけなんですって。
イギリスなんか900円台、フランスもたしか700円台。
高い税金が設定されているからだ。
日本なんて270円ですからね、破格の安さです。
たばこをやめられないという人は、一気にやめようとするから
やめられないんじゃないかな。0か100かで考える。
禁煙を決意するとき、「もうこれから吸えないんだ」と
思って決心する。それを、「いつでも吸っていいんだ」と
思えば気が楽になる。
とりあえず、今日はやめてみる。
それが無理なら、午前中だけ吸うのをやめてみる。
それが無理なら、1時間だけ吸わないで過ごしてみる。
一時間ごとに決心すればいいんじゃないか。
ぼくなんか何回も禁煙に成功している。
禁煙したあとのたばこがまたうまいのだ。
禁煙したあとのたばこのうまさを味わうために
禁煙するというのはどうだろうか。
ともあれ、今後必ずたばこは値上がりするだろう。
その税金は医療費に回るようにしてもらいたいものだ。
近い将来にたばこカードなるものが登場し、
未成年者はカードを持っていないとたばこを買えなくなる。
このカードにたばこの購入履歴も入れられるようにし、
消費者に、年間どれだけのたばこを消費しているか
自覚してもらうとともに、医療機関がその購入履歴を
閲覧できるようにして、たくさん吸う人には医療費の
自己負担を上げるということも考えられる。
とにかく、膨大な医療費をどうにかして押し下げることが必要だ。