社会保障費 

もう一つの9・11とでも言える総選挙が近づいているので
総選挙までは政治ネタばっかり書いてみたい気がする。
郵政民営化と並んで大問題なのが年金のことだけど、
年金はやっぱ一元化してほしいですね。議員年金も含めてね。
いま政府の予算が大変なことになっているのは、
社会保障費が膨らんでってるからです。
税収が50兆円に届かないぐらいなのに、予算が
80兆円以上ある。そして、その中でも社会保障費が多くあり、
社会保障費の3分の2が高齢者関係。
すなわち、年金、医療費、介護保険です。
これらをどうするんじゃという話です。
年金は物価スライド方式を採用して、定期的に見直して
保険料と給付金を上げ下げするシステムにしている。
年金の下限を7、8万円ぐらいにする民主党は言っているが
それぐらいは確保しないとほんとに厳しいでしょうね。
ある政治家がテレビで言ってたけど、「一生懸命働いた人が
8万円で、毎日フラフラしてる人が生活保護で14万円
もらってるのはおかしい」と言ってた。
この政治家は生活保護のことが全然わかってない。
生活保護はきっちり審査して、親兄弟親戚に支援できる人が
いないとか高齢で働ける状態にない人が受ける制度ですよ。
ただ、生活保護の水準は今後下げる議論が出てくるかもしれない。
年金がもらえないかもしれないとすぐ言う人がいますけど、
保険料が増えて、もらえる額が減ることはあっても
まったくもらえないという状況はないはずだ。
これまでに決まっている制度によると今後、厚生年金の保険料は
18%になり、労使折半になる。これをやると多くの中小企業は
めちゃくちゃ苦しむだろう。倒産するか、厚生年金に入らない
という選択をすることになるところも多いだろう。
だから、年金の一元化なんです。
厚生年金とか共済年金とか一緒にして、働いてる女性も
専業主婦も同じように一律の保険料を払えばいいんじゃない
でしょうか。