体は正直 

半年振りに白球を握った。
草野球とはいえ、半年も動いていないと、もう素人同然。
いや、15年の野球歴があってももはや素人以下だ。
2番ショートで先発出場。
3打数ノーヒット、エラー3と散々な結果だった。
肩が痛くて送球がままならず、太陽が入ってフライを落球と、
何の申し開きもできない無残な惨状を露呈してしまった。
高校野球は経験したが、甲子園を目指すような球児ではなかった。
甲子園は見に行くものだった。大学ではちょっとだけがんばったけどね。
そんな元球児が7年もろくに体を動かしていないのだから、
うまくプレーできるはずがない。
まったく足がついていかない。はっきりいって愕然とした。
体は本当に正直ですね。
動かさなければ動かさなかった分だけ、確実に動かなくなっていく。
裏を返せば、動かせば、動かした分だけ動けるようになっていく
ということでもある。
日常からできる運動を何か始めないと、本当にダメになりそ。