キル・ビル 

命を狙われた女が、復讐をするという映画。
前半に漂う、殺伐とした雰囲気は嫌いではない。
以前に同じタランティーノ氏の監督による
パルプ・フィクション」で失望させられて
いるので、身構えて見ていたのだが、
意外と笑えて、おもろいのである。
ただ、自由にやるにもほどがある。
途中、アニメが挿入されているのには閉口した。
日本刀は武士の命であり、現在では日本の伝統美術工芸品の
代表であるのに、それが首をポーンと切り落としたり、
血がドバーッと流れるのに使われていて、ちょっと怖かった。
そういう点を除けば、まあまあおもしろいと言える。