ブランドとは何か

日本人ってブランドに弱いですよね。
バッグや洋服、アクセサリー、はたまた学歴まで。
世の中ブランドだらけだ。
経済の現場を見てみると、会社は合併したが、
ブランドはそのまま残すといったこともなされている。
また、ブランドのみを買収することもある。
これは日本人の自信のなさ、本質を見る目のなさを
表しているという人がいる。
この指摘はなかなか的を射ていると思う。
人間は弱いから、誰でもそういう面はあろう。
他の国の人々がそうではないと言い切れないが、
ルイ・ヴィトンの総売り上げのうち日本でのものが
7割に迫るというのだから、他の国の人より少しは
ブランド好きといえるかもしれない。
今、企業は他社製品と差別化が困難なため、
ブランド戦略が必須となっている。
ブランド企画課などという部署がある企業も存在する。
ブランドは品質を保証することが、その本質であると
思うが、そうでない場合が出てきている。
そういうブランドは失墜することになる。
そう考えるとやはりブランドも品質、機能の一要素と
考えることもできる。
少し前まではなぜ若いおねえさんたちがこぞって
ブランド品を身につけるのか理解に苦しんだが、
今ではそれがちょっとは分かるつもりでいる。