実家で猫を３匹飼っている。
二匹は捨て猫とノラ猫で、一匹は譲ってもらった猫だ。
犬か猫のどっちが好きかで、性格判断できる法則を発見して、
学会に発表しようと思っている。
最近、犬を飼い始めるオトーサンたちが増えているという。
「疲れて家に帰って、出迎えてくれるのは犬だけだから」
それが理由らしい。
そういえば、こないだ乗ったタクシーの運転手さんも
「孫より、犬のほうがかわいいね。
帰ったら出迎えてくれるもんね」
と言っていた。
犬が好きな人はさびしがり屋が多いのかもしれない。
「猫は相手にしてくれないから、犬のほうがいい」
という人は多いが、猫好きは、
「犬はかまってくれとうるさいからヤダ」
という人が多い。
ぼくは猫好きなので、さびしがり屋ではないのかもしれない。
犬は、自分たちで序列をつくるからイヤだ。
人間すら自分より下に見ているときがあるからイヤだ。
遊んでくれとか、散歩につれてってくれとせがむからイヤだ。
その点、猫は序列もつくらないからいい。
誰ともベタベタせず、エサをくれる人だけになつくという、
その実利的で、さばさばしたところがいい。
遊んでくれとも言わないし、勝手に１人で散歩してくれる
から一緒にいても楽なのだ。
たぶんこのことは、人間同士にも言えることかもしれない。
犬好きの人は○○だ、とか、猫好きの人は△△だ、
といえるものが絶対にあるはずなのだ。
その法則を発見できたら、犬好きになってもいいと思っている。
