あるユーチューバーが
「消費税というのは、金持ちほど負担が多くなるのだから、
貧乏人は消費税を上げるのを喜んだほうがいい。
金持ちから金を取れるのだから」
といっているのを聞いて唖然とした。
消費税については、導入当初から逆進性というのが指摘されてた。
逆進性というのは、低所得者ほど負担率が高くなることをいう。
累進課税の逆になるので、逆進性ということになる。
確かに負担する額で見れば、たくさん消費している人のほうが
たくさんの消費税を負担することになる。
しかし、収入に占める税の割合ということになると、
消費税の場合、逆に収入の低い人ほど税負担率が高くなるのだ。
消費税というのは、所得税や市民税を払っていない人にも
等しく税を支払わせるものだ。
1%で2兆円程度の税収になるという。
消費税というのは、所得税や市民税を払っていない人にも
税金を払わせるための仕組みともいえる。
累進課税で高率の税金を払わされている人たちが
(腹いせに)つくったシステムだと私は思っている。