安倍元総理の銃撃事件。
犯人は宗教団体に恨みを募らせた結果、団体につながりがあると
思い込んで、安倍元総理を狙ったと言っているようだが、
本当だろうかと思う。
宗教団体の幹部を抹殺したところで代わりの人が出てきて、
結局、団体は存続するに違いない、
団体を滅亡させるにはこのことを日本中に知らせないといけない、
そのためには小者ではなく、大物を殺さないといけない
そう考えるようになったのではないか。
そうだとしたら、彼の思惑はうまいこと進んでいる。
連日メディアは、件の宗教団体の過去のトラブルを探して報道している。
これだけの報道量があると、その宗教団体を知らないものはいなくなる。
資金源を断つには信者を減らすしかない。
そのためには大物を殺して大事件にして注目してもらう必要があった。
だから彼が殺す相手は、安倍元総理でなくてもよかったに違いない。
もしそうした思惑だとしたら、大物と自覚する人は外を歩けなくなる。
恨みを晴らそうとする人が、因縁をつけて凶行におよび、
社会に周知させることで復習しようとするからだ。
こうした「恨みを晴らすために、注目を集める事件を起こして、
目的を果たそうとする」人は出てくるだろう。
これを止める方法はまったく思い浮かばない。
