4強に消ゆ

2日は、全国大学ラグビー選手権大会の準決勝だった。

わが帝京大は宿敵・早稲田大との一戦。

もちろん帝京に勝ってほしかったが、

6-4で分が悪いかなとは感じていた。

このゲーム、対抗戦のときも感じたが、

早稲田のブレイクダウンのプレーが秀逸だった。

帝京がボールを持って突進すると、

抱きかかえられてラックにさせてくれない、

抱きかかえられまいとすぐにラックに持ち込むと、

ジャッカルされるという状況になっていた。

ブレイクダウンの攻防で差があった。

あと、帝京のモールディフェンスが通用しなかったこと。

早稲田のモールは緻密だった。

スクラム以外のところでちょっとずつ早稲田が上回った印象だ。

だが、突き放されそうなところを追いすがって

最後に1トライ、1ゴール差に持ち込んだのは素晴らしかった。

来年の飛躍を予想させる出来だった。

来年こそは決勝に行けるのではないか。

連覇の前がそうだったように一歩ずつ登っていけばいい。

来季が今から楽しみだ。