「言葉がわかれば、ラグビーがわかる」② 

ラグビーで一番わけわかんないのがポジションの名前だ。

ラグビーではポジション名は10個あって、その区分ごとの

総称や別名がいくつもある。

これを理解しないとテレビ中継でも周知のごとく語られるので

わけわかんなくて、おもしろくなくなる。

「区分ごとの名称」というのは、野球でいえば

レフトとセンターとライトを合わせて「外野手」というようなもの。

ラグビーには、

プロップ×2、フッカー×1でこの3人をフロントローという。

その次のロック×2でセカンドロー

そして、フランカー、No8の3人をバックローという。

以上8人がフォワードという。

その次にスクラムハーフスタンドオフがひとりずついて、

これらをハーフバック(ハーフ団のほうが優勢)という。

さらにウイング×2、センター×2がおり、これらを

スリークオーターバックという。

そして最後にフルバック×1である。

前8人がフォワード(FW)で、後ろ7人がバックス(BK)だ。

この他に左プロップをルースヘッド、右プロップをタイトヘッド

といったり、最前線の5人をタイトファイブと呼んだりする。

このように、分け方がいくつもあるのがラグビーの特徴なのだ。