言葉のとてつもない威力 その2

子どもが幼稚園に通うようになると、

言葉づかいも荒くなるし、動きもどんどん活発になる。

それに付き合わなければいけない親にとっては、

それが楽しいだけでないこともしばしば。

それをぽろっと母親にこぼしたら、

 

 

「あんたの子だからしょうがない」

 

 

というのでした。

もうこれは本当に「なんもいえねえ」の世界。

子どもを怒りたくなるとき、

「自分の子だからしょうがない」というのが頭をよぎり、

怒り方が少しやさしくなる。

それと同時に「自分の子どものころよりマシ」

というのもある。

このふたつがあったら、子どもの生き方は尊重できるし、

それほど怒ることもなくなるもんだ。