騒がしい子どもたちのなかでも、末恐ろしいのが長男だ。
いま1歳5カ月になったところだが、よく歩く。
抱っこされるよりは歩きたい人らしく、家の中でも歩き回る。
もう階段を上れるし、降りることもできるみたいだ。
長女や次女に比べて、転ぶことが少ない。
バランスを崩しても、おっとっととなって体勢を立て直せる。
家の中では、戸棚という戸棚を開けてまわり、
中のものをひっぱりだして、品定めするのがお気に入りだ。
食事はそれほどたくさん食べるというわけではないが、
1時間半ごとに腹減ったと騒ぐので、こちらも疲れる。
上の子ふたりは抱っこされるとずっとされっぱなしだったが、
すぐに降りようとするし、歩くときは手をつないでも
すぐに振りほどかれてしまう。
食べるときも自分でやりたい欲求が強く、
こぼしながらでも意地でも自分で食べようとする。
こういう生きる気満々なところは伸ばしてやりたいが、
こっちは疲れるんだよなあ。
こんな活発さで4,5歳になって体力がついてきたら、
まさにちびっ子ギャングと化すだろう。ああ、おそろしい。
まあ、それも成長の楽しみと思うしかない。
こっちも体力をつけておかないとね。