皆既月食

今日は久しぶりに天体ショーでした。
皆既月食です。
太陽、地球、月が一直線に並ぶので、月が地球の陰に隠れるため、
月が欠けて見える現象だ。
「月が地球の陰に隠れる」のが通常の月の満ち欠けだと
思っている人が多い。
かつて、「晴れたら満月ちゃうの?」と本気で言っていた芸人がいたが、
さすがにそこまで勘違いしている人はいまい。
けれども、月の満ち欠けは「月が地球の影に隠れる」からだと
思っている人は多い。
月は、太陽に照らされるところが欠けないで見えているのであって、
満月は、太陽の光を全面に受けるからまん丸に見える。
ちなみに、物体は距離が2倍になると、見える大きさは2分の1になる。
太陽と月は、ほぼ同じ大きさに見える。
それは、太陽までの距離と大きさが、ちょうど月までの距離と大きさの
約400倍にあたるから、ほとんど同じ大きさに見える。
(地球から太陽までの距離は、地球から月までの距離の約400倍、
月の直径は、太陽の直系の約400分の1)
偶然だけど、こんな偶然ってないよねえ。