クリの渋皮とりに難儀

この時期になると、実家から栗を送ってくれる。
新米と一緒に栗ご飯にするのが我が家の定番だが、
栗の処理には毎年苦労する。
もっともやりやすいのは、栗に包丁で切り込みを入れて、
圧力なべで蒸気が出てから30秒まで加熱する。
すると、鬼皮は簡単にむける。
難しいのが渋皮だ。
ステーキ用ナイフでむいていくのが一番効率がよい。
渋皮がぽろっときれいにむけたときの気持ちよさったらないですね。
天津甘栗は、渋皮がきれいにむけるチュウゴククリを使っているらしい。
日本の栗は多くがニホングリなので、そうはいかない。
しかし、日本で品種改良がおこなわれて、きれいに渋皮がむける
クリが2006年にできたらしい。
丹沢という品種をもとにできた「ポロタン」というクリらしい。
これなら栗ご飯もそう手間をかけずにできるだろうに。