人口のインパクト 

いろいろな業界で1997年が最も売り上げが大きいんですってね。
なんでかというと、生産年齢人口がこのときピークだったから。
人口減少が始まるのはこれよりずっと先なんだけど、
97年の時点ですでに生産年齢人口(15〜60歳)がピークになっていた。
生産年齢人口というのは、働く人だから、働く人が減れば、
収入を得る人が減るので、消費は落ち込む。
生産年齢人口が20年も落ち続けていれば、
景気はよくなりようがないですね。
今後、人口はどうしたって増えないので、
高齢者や女性が働いて稼いで、消費してもらうようにすることで
景気をよくしていくしかないわけだ。
政府自民党もそういっているはず。
人口っていうのは、それだけインパクトが大きいんですね。