席は譲らない

最近は電車で籍を譲ることが減った。
会社員時代と比べて電車に乗ること自体が減ったというのもあるが、
それでももうながいこと、席を譲っていない。
もう席は譲らなくてもいいかなと思う。
というのも、せっかく立って譲ろうとしても、
断られることがほとんどだからだ。
5回に1回ぐらいしか座ってもらえない。
先日は、子どもを抱いた母親に、
「子供が泣くので」と言われて断られてしまった。
立ってあやしていたほうがいいのはわかるが、
なんだかもやもやした。
高齢者にも断られることは多い。
次の駅で降りるからという理由が多い。
見ていると、4駅ぐらい乗っていた。
断られるというのはつらいものだ。
もちろん、自分の気持ちのためにやっている行為ではないが、
なんというかモヤモヤが残る。
せめて自分が譲られる側になったら、喜んで座りたい。