ニュースの意味

毎日、いろいろなニュースがテレビ、ラジオで報じられる。
いわゆる報道というものだ。
こういうニュースになんの意味があるか。
それは、自分の生活を点検するためだろう。
人のふり見てわが身を直さなければならない、ということだろう。
子どもが下校途中にいなくなって、遺体で発見されたら、
下校の道に危ないところはなかったか、同じ方向の子たちと
一緒に帰ることができなかったか、自分のところはどうなのか
点検してみる必要がある。
「かわいそうだね」「こわいね」で終わっていてはダメなのだ。
ただし、テレビというのはこういう問題の本質を点検するヒントを
与えるようなものとしてはそぐわない。
テレビは最初の関心を喚起するきっかけとして見るべき。
関心をもったら、新聞や本などで、問題の本質がどこにあるか、
自分たちが本当に気を付けなければならないのは
何なのかを学ばなければいけない。
それが本や新聞を読む意味なのだ。
だから、本や新聞を読む必要がある。
ネットも本質的な議論はなかなか見られない。
手前みそなようだが、やっぱり本なのだ。
子どもの安全に関する本はたくさん出ている。
まずテレビやネットで、関心を呼び起こし、本などで
詳しく物事の本質を学び、自分の生活に役立てる。
メディアを役割分担して活用することが必要だ。
そうでないと、自分や家族の命と財産を守ることはできないよ。