こち亀、久々に買ってみた

こち亀」こと、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が
17日に連載を終了するというので、最後の200巻を買ってみた。
コミックスを買うのは、たぶん何十年ぶりかのことだ。
こち亀は、実家にいた19歳のころまではよく読んでいて、
単行本も何冊か買った覚えがある。
連載を40年も続けるというのは、並大抵のことではない。
〆切というものの恐怖は私もわかるつもりだ。
でも、作者の秋本さんは一度も休んだことがないというのだから、
すごいとしかいいようがない。
主人公の両津勘吉は推定30代半ば。
でも、20代後半といってもいいし、50代前半といってもいいぐらい、
肉体も興味・関心のあり方も若々しい。
日々ルールに縛られている私たちにとって、両さん
ルールをぶち壊してくれる、胸のすく存在なのだと思う。
お金は貪欲だが、それを使う先はグルメや高級車や高層マンションではなく、
おもちゃだから嫌味にならない。
庶民のガス抜きになってくれたんだろうな。
Amazonなど電子書籍各社は、20巻分を期間限定で無料で配っている。
時間の経過をかみしめながら読んでみるのもよさそうだ。