米大統領、広島訪問に思う

オバマ大統領が米国の大統領として初めて
被爆地、広島を訪問する。
私たち日本人はどこかの国と違って謝罪を求めたりしない。
相手を殺さなければ、自分が殺される戦争の中で起こったことだし、
そのことを責めても誰の命も帰ってこないからだ。
責めるべきなのは、こうやって広島、長崎が70年もかけて
世界に核の恐ろしさを伝えてきたのに、世界の国々がまだこのことの
重大さをきちんと認識できていないことについてだ。
恥ずかしながら、私も30代後半になるまで原爆ドームに訪れた
ことがなかった。岡山という隣県に住んでいながら、機会がなかった。
オバマ大統領の広島訪問を機会に、すべての日本人も興味関心をもち、
なるべく早く原爆ドームと記念館を訪れてほしい。