大河ドラマ「真田丸」を見ている。
大河ドラマをちゃんと見るのは、何十年ぶりか。
これまでは役者の似つかわしさとか、画面のチープさが嫌になって、
最初の１，２回で見るのをやめるものが多かった。
でも、「真田丸」はそういうのがない。
草刈正雄とか内野聖陽、藤岡弘、などが脇を固めていて、
軽くなりがちな若手の演技を補っている。
おおざっぱな流れしか知らなかった歴史的事実も、
諸大名の力関係を丁寧に説明してくれるのでわかりやすく、
納得して先に進むことができる。
これは結構大事なことで、何かひっかかったことがあると、
ストーリーに集中できない。
三谷幸喜氏の映画はあまり好きではないのだが、
ストーリーテラーとして流石というほかない。
それにしても大河ドラマの脚本なんて大変だろうなと思う。
果たして１年間、見させてくれるのか。
それとも途中でグダグダになっていくのか。
これからが楽しみだ。
