「話のわかるロボット」

新聞の折り込みチラシはいまの時期になると、
おもちゃのものが多く入るようになる。
その中の1枚を見て、長女がサンタにお願いするプレゼントを
書き出していた。そこには、
「話のわかるロボット」とあった。
チラシを見ると、確かにこう書いてあった。
すごいなあと思った。
「話のわかるロボット」ですよ。
「ちょっとさあ、いいじゃん、いいじゃん、R2D2を紹介してよ」
というと紹介してくれたりする。
「C3POの連絡先教えてよ」。それもかなえてくれる。
実に話のわかるロボットだ。
え? そういうことじゃないの?
「話のわかる」ってそういうことでしょう。
「人間の話を理解するってことでしょ」っていうけど、
それならそう書けよ。
「話のわかる」というのは、「融通が利く」というニュアンスがある。
……という屁理屈を言うと「話のわからんやっちゃな」と言われるので
このへんにしとこ。